Hanamaru #63: 落ち葉の恵み
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花丸
……ふー、境内の落ち葉、大体掃き終わったかな。
さすがに、朝からずっとやってたから疲れたずら……
ルビィ
花丸ちゃーん、向こうの落ち葉も全部掃き終わったよ。
葉っぱ、ゴミ袋に詰めておいた
花丸
ルビィちゃん!
ありがとう。手伝わせちゃってごめんね
ルビィ
気にしないで。花丸ちゃんのお手伝いが出来るのも、
花丸ちゃんのお家が綺麗になるのも、ルビィ嬉しいもん
花丸
ルビィちゃん……ああ、こんなに素敵な友達に恵まれて
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花丸
マル、幸せ過ぎてバチが当たりそうずら……
ルビィ
は、花丸ちゃん、どうしたの!?
泣いてるの!?
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ルビィ
ところで花丸ちゃん、一か所だけ、
落ち葉を集めてそのままになってるところが
あるんだけど、あれは捨てないの?
花丸
うん。あの落ち葉は……
これを焼くのに使うずら~♪
ルビィ
わぁっ、さつま芋だぁ!
すごい、おっきいねぇ。焼き芋にするんだね!
花丸
そう! いっぱい体を動かしたあとは、
美味しい美味しいご褒美ずら!
花丸
ルビィちゃん、一緒に食べよう♪
ルビィ
うん! ルビィ、お芋大好き~♡
花丸
早速作るよ~♪
まずは落ち葉に火をつけて……
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花丸
……そろそろ焼けたかな
ルビィ
お腹空いた……
花丸
よいしょ……
花丸
あちちっ……うん!
上出来ずら~♪
ルビィ
ほんとだぁ。うーん、お芋の甘くて良い匂い……!
花丸
はい、ルビィちゃん。半分こ
ルビィ
ありがとう、花丸ちゃん
花丸
それじゃ……
花丸・ルビィ
いただきまーすっ♪
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