Ch. 8 Ep. 7: 大江戸漫遊記
善子曰く堕天使の集う街・原宿に来た凛・希・花丸・善子・愛・璃奈。アイスにクレープに本屋にシューズショップに……と街歩きを堪能している。
さて、お台場で遊ぶと言っていた果南たちは……?
果南
みんな、それぞれ遊びに行きたいところに
行っちゃったねぇ
鞠莉
オーマイガー!
マリーたち、乗り遅れちゃった!?
真姫
それで、どうするのよ?
しずく
どうするのって、どういうことですか、真姫さん
真姫
このあとどうするかって聞いてるの
果林
そうね。じゃあ余った者同士で、遊びに行きましょうか。
私たちだって楽しまなくっちゃ
絵里
いいわね、果林の意見に賛成。
果南は?
果南
私も賛成!
鞠莉
ん〜、確か、この近くに大きなショッピングモールが
あったでしょ? そこでウィンドウショッピングをして……
鞠莉
レジャー施設で、ボウリングして、
体を動かして……
鞠莉
そしてラストは、有名な温泉施設でゆっくり湯船に
つかってみたいデース!
果南
鞠莉、さてはあんた、こっちで遊ぶプランを
あらかじめ考えてたね?
鞠莉
オフコ〜ス! だってせっかく来たんだし、ね☆
果南
ああもう、みんな気にしなくていいからね!
真姫
別にいいんじゃない?
私は別に行きたいところもないし
果林
せっかく考えてくれたんだから、
鞠莉ちゃんのリクエストに答えましょうよ
しずく
異論なしです!
絵里
じゃ、まずはショッピングモールね
鞠莉
みんな愛してるわ、サンキュー!
[Fade in/out.]
しずく
真姫さん、スペア、狙えますよ!
真姫
……そうね。
まあ狙ってみるけど、
期待しないで――
絵里
はあっ!
果林
てやあっ!
鞠莉
シャイニーーー!
果南
これで終わりだよっ!
真姫
…………なんであの人たちあんなに白熱してるの?
しずく
一番点数の低かった人がお風呂上がりの
アイスを奢ることになったそうです
真姫
えっ! ちょっと待ってよ。
それって私たちも入ってる?
しずく
いえ、3年生ボウリング頂上決戦だそうです
真姫
いったい、そんな勝負いつ決まったのよ……
しずく
真姫さんがおうちに電話をしに席を外したとき、
なぜかそうなりまして……
真姫
ふーん、巻き込まれなくてよかったわね
しずく
あの、私たちも先輩方を見習って、
なにか勝負、します?
真姫
はあ!? 変なとこ感化されないでよ!
しずく
でもでも、楽しそうです。
それに、作曲勝負のときにうちの部長が負けちゃったので……
真姫
なによ、かたき討ちでもする気?
しずく
実は……そうです!
真姫
ふーん、あなた結構いい度胸してるわね。
いいわよ。なにを賭ける?
しずく
では……先輩たちと同じくアイスを!
真姫
あなたアイス食べたいだけでしょ!?
[Fade in/out.]
鞠莉
ふぁあ~~~最高のお湯加減だったわ~。
お風呂上がりのアイスはベストオブベストね♪
絵里
ふふ、思いっきり体を動かしたあとだから、
気持ち良さも格別ね
真姫
……あんなにたくさん温泉があったのに、
ひとつの湯船にぎゅうぎゅうで入る必要があったのかしら……
果南
まあまあ。全員集合のほうが楽しいからさ
果林
それにしても、思った以上に盛り上がったわね。
ショッピングして、ボウリングして、最後はお風呂で……
ふふ。なんかこういうの、久しぶり
しずく
私、みなさんと一日一緒に遊べて、
すっごく楽しかったです!
絵里
ええ、そうね。私もよ。
余り者同士も悪くないわ
鞠莉
絵里の言う通りね。ふう……仲間っていいわよね。
私、スクールアイドルをやっていてよかったなって思うの
果南
みんなに出会えて、仲良くなれたもんね
絵里
それは私も同じだわ。穂乃果たちに出会えて、
私がなくしていた目標をもう一度見つけて、
走り出すことができたから
真姫
……本当にそうね。スクールアイドルがなかったら、
今頃何をしてたのかしら?
果林
もう、なにしんみりしちゃってるの!?
この流れで行くと、次に出る言葉は……
しずく
「だからスクールアイドルフェスティバルは絶対開催したい!」
ですね!
果南
あはは、ほんとそれだね〜。
スクールアイドルフェスティバルって、
やっぱり特別なステージだもんね
絵里
だから考えましょう。
この先どうすべきか
鞠莉
ええ、効率よく動かないといけないものね♪
果林
きっと私たちならうまく物事をすすめられるはずよ。
ボウリングでみんな同じ点数だったぐらい
息がぴったりなんですもの
果南
あはは、その通りだね!
しずく
はい、みんなで力を合わせて、
頑張りましょう!
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