Ch. 50 Ep. 6: ゲームの世界へご招待!
ゲームの世界に慣れてきた愛たち。人に説明できるくらいまでやりこんだところで、病院のみんなにも体験プレイしてもらおうと、タブレットを持参して病院に行ったが……?
愛
んーと……。
これでとりあえずタブレットの設定はOKかな?
あなた
うん、大丈夫だと思う
璃奈
キャラメイクとジョブ選択も
しておいたほうがいいかも
歩夢
それを選ぶのも楽しいのに、
いいのかな?
愛
うーん……。
りなりーが言うように、
やっておいたほうがいいかも
愛
今日はさ、病院のみんなに
MMORPGに触れてもらうことが目的だから
愛
仮想世界で遊ぶのが楽しい、って思ってもらったら、
自分のデバイスで好きにキャラメイクとか
してもらえればいいかな、って
栞子
みなさん、楽しんでくれるといいですね
愛
ほんとだね~
愛
てか、休みなのにみんな付き合ってくれてありがとね
彼方
改まってどうしたの~?
そんなの気にしないでよ
栞子
私は今日は勉強のつもりで来ています
栞子
自分のボランティア先でも
こういう遊びができたら楽しいと思うので
愛
おっ、そのときは愛さんのことも誘ってね!
栞子
はい!
愛
じゃあ、キャラメイクまでしたら病院にゴー!
[Fade in/out.]
愛
……って感じでね、
これはどこからでも世界中のみんなと繋がれて
一緒に遊べるゲームなんだよ
璃奈
最初の設定は終わらせてるから、
すぐに遊べるようになってる
あなた
やり方はみんなで説明するのでプレイしてみませんか?
歩夢
モンスターを倒しに行ってもいいし、
街や森を歩くだけでもおもしろいんですよ
彼方
彼方ちゃんはお料理を極めるキャラでプレイしてるから、
そういうのに興味がある人は
一緒にレシピとか食材探しの冒険もしよ~
栞子
タブレットはこちらにありますので、
どうぞ使ってください
患者A
MM……なんだっけ?
なんだか難しそうだね。
いつもみたいにトランプじゃダメかい?
愛
もちろんトランプでもいいよ!
でもこういうのも楽しいから触れてもらえたらな、って
患者B
それ知ってる!
すごい有名なやつだよね、やってみたいな
栞子
ここを選択すれば、すぐに遊べますよ
歩夢
私たちがサポートするから、
どんなことがしたいか教えて
患者C
おもしろそうだけど、
ゲームは目と肩が疲れちゃうからねえ……
患者D
若い子はこんなにすごい遊びをしてるんだねえ。
私みたいな年寄りだと、どこを見たらいいか
わからなくて目が回っちゃうよ
愛
あー、そっか!
確かに画面細かいよね……
患者C
きれいな画面だとは思うんだけどねえ
患者A
せっかく準備してきてくれたのに、
ごめんね、愛ちゃん
愛
ううん!
そこまで考えられてなかった。
言ってくれてよかったよ~。無理しないで!
愛
じゃあさ、ゲームやらない人は別のことしよ。
何がいいかな……トランプ? 将棋?
患者D
美里ちゃんに聞いたんだけど、
お菓子コンテストに出たんだって?
彼方
ええ!?
美里さん知ってたの!?
愛
愛さんが話したよ~。
カナちゃんがすっごいマカロン作ったんだよ、って
患者D
彼方ちゃん、詳しく聞かせてくれないかな
彼方
いっぱい話しちゃう~
患者C
璃奈ちゃんが出たゲームの大会の話も聞きたいね
愛
あ、その話愛さんもしたいと思ってたんだ!
ちょうどりなりーもいるし、詳しく聞けるよ!
ね、りなりー?
璃奈
知ってくれてるなんて、なんだか照れる。
璃奈ちゃんボード「テレテレ」
患者B
なんだか向こうの話も楽しそう……
栞子
みんなでおしゃべりの会にしましょうか?
歩夢
ふふっ、やっぱりみんなで集まるのが一番なのかもね
[Fade in/out.]
患者A
今日は来てくれてありがとう。
とっても楽しかったよ
愛
愛さんたちも!
璃奈
次に来るときは、私もミニライブ、したい
歩夢
私も!
栞子
私もです
彼方
彼方ちゃんもやる~♪
あなた
あはは、いくら時間があっても足りないね
愛
じゃあみんな、また来るねー!
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