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Ch. 37 Ep. 10: あなたを信じてる!

ニジガクのみんなは煌めいている。そんなニジガクのみんなが主役のPVを作りたい!そのためにはどうしたらいいのか悩むあなたに、歩夢は気付いているようで……?

[On the phone.]

歩夢

外、出られる?

[Putting phone away. Fade in/out.]

あなた

歩夢ちゃん、どうしたの?

歩夢

よかった、起きてた。こんばんは

あなた

うん、こんばんは

歩夢

えっと……。
あ、スクールアイドルファンサイトの記事とか
書いてた?

あなた

ううん、ちょっとボーッとしてた

歩夢

じゃあ、今いいかな

歩夢

あのね、あなた、最近なにか
悩んでることとか迷ってることとか、ない?

あなた

え?

歩夢

いきなりごめんね。
でも最近のあなた、ちょっと変だな、って
思ってて……

あなた

そ、そうかな?

歩夢

もしかして、PVに関係ある?

あなた

え?

歩夢

あのね、この間璃奈ちゃんが持ってきてくれたPVを
見たときから気になってたの

歩夢

いつものあなたらしくないな、って

歩夢

私たちのPVを見てくれるときのあなたは、
いつもすごくキラキラした目をしてくれてる

歩夢

ううん、スクールアイドルのPVは、
どれも本当に楽しそうに見てる

歩夢

だけどこの間は、いつものあなたとちょっと違ってて……

歩夢

もしなにかあるなら、話してほしい。
あなたが考えてること、知りたいの

あなた

歩夢ちゃん……

あなた

ほんと、歩夢ちゃんて鋭いなあ

あなた

あのね、自分でもうまく説明できないんだ。
私の考えすぎかもしれない

あなた

だって、みんなが協力してくれたPVは、本当にすごいから。
みんなレベルを上げてきて、一体感が増してる

歩夢

……でも、なにかが気になるんでしょ?

あなた

うん……

あなた

今回のPV、薫子さんに宣言した通り、
ニジガクの全員が主役だ、っていうコンセプトは
絶対間違ってないと思う

あなた

そのコンセプトに賛同してくれた
いろんな部活や委員会のみんなが
全力で頑張ってくれてる

歩夢

うん、そうだね。みんな撮影が終わった後も
ダンスの練習を続けてくれるくらいだもん

あなた

そう。そうなんだよ。
今のPVは、スクールアイドル同好会のためのPVを
ニジガクのみんなが協力して作り上げてくれてるんだよね

あなた

でも私はそうじゃなくて、
ニジガクみんながニジガク代表で主役なんです、って
PVにしたくて

あなた

協力してくれてる
みんなの魅力をもっと引き出したいの

あなた

だけど、そのためにはどうしたらいいのかわからなくて……

歩夢

撮り直し……頼んでみる?

あなた

今みたいになにも掴めてないまま
お願いするのはできないよ

あなた

そもそも、今からもう一度撮り直しさせて、
なんてお願いも身勝手だし

歩夢

でも、もっともっといいPVにできる予感があるんでしょ?

歩夢

だったらお願いしてみようよ。
私も一緒にお願いするから

歩夢

私はね、あなたの感覚を信じてる。
いつだってそれを信じてきたの

あなた

みんなに迷惑かけちゃわないかな……

歩夢

きっと大丈夫だよ。
あなたの言葉はわがままじゃなくて、
みんながもっと頑張れるための応援なんだから

歩夢

それにね、不思議とそれに応えたいって思えちゃうの。
私も、同好会のみんなも。きっと学園のみんなも
そうだと思う

歩夢

だから、あなたの応援に応えてくれるよ!

歩夢

ね?

あなた

歩夢ちゃん……

あなた

わかった。私、みんなにお願いする

歩夢

うん! みんなにお願いして、
もっともっとすてきな、見てくれる人が
びっくりしちゃうようなPVを作ろう!


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story/main/chapter-37/episode-10/ja.txt · Last modified: 2022/09/16 11:17 by Aran (Bot)