story:event:itex-40:episode-6:ja
白熱! 炎のベースボール・ゲーム Ep. 6
栞子
はっ……はっ……はっ……
審判
セーフ!
にこ
栞子、ナイスよー!
栞子
ふう……
なんとか三塁まで進めました
鞠莉
しかし、追い詰められたわね
果南
5回からお互い得点なしの2ー3。
1点ビハインドの9回裏
凛
2アウト三塁。
大ピンチにゃ~!
果南
次の打者はミアちゃんだね
にこ
みんな、落ち着きなさい。
そんなに騒いじゃプレッシャーよ
ミア
大丈夫だよ。
ボクはそんなもの感じない
にこ
ずいぶん落ち着いてるじゃない
ミア
焦りは禁物って言うだろ。
心を落ち着けなきゃ、本来の力は出せないよ
鞠莉
大人~
凛
年下とは思えないにゃ
ミア
当然だろ。ボクは三年生。
先輩だよ
ミア
さて、いってくる
[Fade in/out.]
栞子
ミアさん、がんばってください
にこ
気合いよ、気合い!
鞠莉
集中!
ミア
さあ、こい……
審判
ボール!
凛
よく見てるにゃー!
果南
落ち着いてる! その調子!
ミア
さあ……
ミア
きたっ!
外角高め、もらった!
[Fade in/out.]
みんな
あっ……!
凛
打ったにゃー!
ミア
これが、これまでの成果。
ボクの全力だっ!
栞子
これは……この軌跡は……
まさか!
みんな
ホームラン!?
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