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Umi #226: あなたとだから

海未

あなたのお気に入りの喫茶店に同行してほしい、ですか?

あなた

そうなんだよ! この間偶然見つけたお店でね、
雰囲気がとってもよくて、すごくリラックスできるんだ!

海未

ふふ、よほど気に入っているのですね。
そんな場所に誘っていただけるのは嬉しいですが……

海未

私でいいのでしょうか?
……虹ヶ咲学園のみなさんはもちろん、穂乃果や千歌たちのほうが
喜びそうですし、余暇を過ごすのに適しているのでは……

あなた

海未ちゃん……?

海未

その、自分で言うのもなんですが、
私は穂乃果たちのように話し上手なわけではないので、
あなたを退屈させてしまうのではないかと心配です

Option 1: “海未ちゃんと行きたいんだ”

あなた

私は、海未ちゃんと二人で行きたいんだよ?

海未

えっ! わ、私と二人で……。
そ、そうですか。あの、ありがとうございます

あなた

じゃあ一緒に来てくれる?

Option 2: “そんなことない!”

あなた

そんなことないよ!

海未

……あなたは優しいですね

あなた

もう何言ってんの!
私、海未ちゃんと喋ってると、いつもすごく楽しいよ。
だからそんなこと言わないで!

海未

……ふふ、あなたには参りました。
ぜひご一緒させてください

あなた

やったあ! じゃあ、行こう!

[Fade in/out.]

あなた

どう、海未ちゃん?

海未

はい。あなたが言った通り、とても素敵なお店ですね。
静かで、雰囲気が優しくて……
この空間はとても居心地がいいです

あなた

よかった!
ここのハッピーデイ・スペシャルっていうドリンクが
とってもおいしいんだ!

海未

メニューも見ずに頼んでいましたものね

あなた

うん、楽しみにしてて

[Fade in/out.]

海未

なっ……!? あ、あ、あの、何故、その……
二人でひとつのストローを使うのでしょうか……
しかもハート形!

あなた

これ、二人分だから

海未

いえ、そうではなくてですね。このストローを使うと、
必然的にお互いの顔がとても近くなるわけで

海未

顔が近くなるということは、
至近距離から見つめ合うということになるわけでして……っ

海未

そ、その……っ、ううっ……

あなた

そっか、やっぱりそういうの気になるよね?
勝手に頼んじゃってごめん。
これは私一人で飲むから、海未ちゃんは好きなもの頼んでいいよ

海未

え?

あなた

あ、でも、このドリンクすごくおいしいから、
海未ちゃんにも飲んでもらいたいんだ。
だから、お先に一口どうぞ

海未

ああああの、私は別に気になるとか、そういうマイナスな気持ちは
全くありません! それに、あなたが頼んでくれた
ハッピーデイ・スペシャルもとってもおいしそうです!

海未

で、ですから……

海未

飲みます

あなた

ありがとう、海未ちゃん。
私、これを海未ちゃんと二人で飲みたくて誘ったから嬉しいよ

海未

で、では氷が溶ける前に飲みましょうか! さあ!

あなた

うん! じゃ、一緒に飲もうか、海未ちゃん!

海未

あっ、やっぱりもう少し待ってください!
精神統一をしますから……あっ!
先に、ストローをくわえないで! 待ってくださ〜い!


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story/side/umi/card-226-1/ja.txt · Last modified: 2022/09/16 18:30 by Aran (Bot)