Shizuku #670: 先輩と一緒なら
しずく
わあ、ガーデンパーティーってこんな感じなんですね
あなた
そうだね、なんかキラキラしてる。
このパーティー、しずくちゃんの知り合いの人が
招待してくれたんだっけ?
しずく
はい、演劇部でお世話になった方から
招待してもらったんです
しずく
ですが、周りにいる方みんなお洒落なので、
少し気後れしてしまいますね……
あなた
わかる、人が大勢いて別世界って感じだし、
すっごく緊張する!
しずくちゃんが一緒で本当によかったよ~
しずく
ふふっ
あなた
えっ、どうしたの?
私なにか面白いこと言った?
しずく
いいえ、先輩のことを見てたら、
なんだか緊張もほぐれちゃいました
しずく
ほら、あっちに先輩の好きなオードブルがありますよ。
一緒に食べに行きませんか?
あなた
あっ、ホントだ。
でも、人がいっぱいいてちょっと不安かも
しずく
それじゃあ、
はぐれないように手を繋いでいきましょうよ
あなた
ええっ。
そりゃあ、私はありがたいけど……
しずく
ほら、先輩。
きっと二人なら怖くないですよ
あなた
そ、それじゃあ、お願いしようかな
[Fade in/out.]
あなた
はぁ~、おいしかった。
しずくちゃんが一緒に来てくれたおかげで、
無事に食べられたよ
しずく
私も先輩と一緒においしいものを食べられて幸せです
しずく
あっ、あっちで楽器の生演奏が始まりましたよ
Option 1: “生演奏なんて贅沢だね” |
---|
あなた
本当だ。 しずく
そうですね。 |
Option 2: “こんな感じの曲も作ってみたいなあ” |
あなた
素敵な曲だね。 しずく 完成したら、私にも聴かせてくださいね |
あなた
うん!
ねえ、せっかくだしもっと近くに聴きに行かない?
しずく
いいですね、こんな機会なかなかありませんし
あなた
よし、それじゃあ行こ!
しずく
きゃっ、せ、先輩!?
手、手が……!
あなた
だって、手を繋がないとはぐれちゃう
あなた
ほら、早く行かないと演奏が終わっちゃうかも
しずく
わあ、先輩!
そんなにひっぱっちゃ……
しずく
ふふっ、もう、先輩には敵いません
しずく
それじゃあ、今日はパーティーが終わるまで、
私の手をずっと離さないでくださいね
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