お待たせしました、先輩！
この子がオフィーリアですよ。
私の家族で、大親友です！

うわぁ……かわいい！
ええっと、確かゴールデンレトリバーだよね。
かわいいなあ。撫でてもいい？

大丈夫ですよ。
ふふ、オフィーリアがすごく尻尾を振ってます。
きっと先輩と仲良くなりたいんですね

ほんとに？　嬉しいなあ。
……今日はよろしくね、オフィーリア？

オフィーリアったら尻尾がちぎれそう。
それじゃあ、早速いきましょうか！

……先輩？

じゃあ、しずくちゃんとオフィーリアとの散歩、レッツゴー！

はい！

[Fade in/out.]

この公園って散歩コースがあるの、いいよね

奥のほうにはドッグランもあるらしいですね。
見に行ってもいいですか？

もちろん……って、あはは！
ドッグランって聞いて、オフィーリアが喜んでる！

ふふ……なんだか、今、とっても幸せです。
このまま時間が止まってもいいな……

しずくちゃん？

あ、ごめんなさい。その、すごく嬉しくて……。
先輩とオフィーリアと一緒に散歩できるなんて夢みたいだなって！

私、ずっとオフィーリアに先輩のことを話してたんですよ。
とっても頼りになって、優しくって、大好きな先輩なんだよ、って

だからいま、すごく嬉しいんです。
オフィーリアも嬉しいよね？

ワンワンワン！

わっ！　なあに？
もう、オフィーリアったらはしゃぎすぎよ

もうくすぐったいってば！　あはは！
よーし、なでなでしちゃうぞ〜

えい、どうだ！　このこの、まいったか〜

二人は本当にとっても仲がいいんだね

あ、えへへ。そう見えるなら嬉しいですけど、
でもちょっと恥ずかしいですね

恥ずかしがることないよ。とってもかわいいから♪
でも……オフィーリアとそんなに仲良しのところを見てると、
なんか妬けてきちゃうな〜、なんて。あはは

せ……先輩……。
あの、私、オフィーリアと同じくらい、
先輩のこと大切に思ってます！　大好きなんです！

えへへ、ありがとう、しずくちゃん。
じゃあ、待ちきれなさそうなオフィーリアのために、
早くドッグランに行こうか

はい！