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Rin #802: 凛の優しいお友達
凛
うーん
真姫
…………
凛
うーんん……
真姫
もう、わからないところがあるなら
早く聞きなさいよ
凛
だって、もう少しで何かわかりそうな気がするんだもん!
真姫
そう言って、勉強を始めてから
まだ1ページも進んでないじゃない
凛
ええっ、なんでわかったの!?
真姫
凛が広げてる問題集のページを見たら、
すぐわかるわよ
真姫
というか、なんで数学の問題集を解いてるのに、
地理や英語の教科書が広げられてるの?
凛
数学わかんないから、
他の教科書を見たら何か閃くかなあって
真姫
もう、そんなことをしている暇があるなら、
わからないってちゃんと言いなさいよ。
ほら、教えてあげるから
凛
えへへ、
真姫ちゃんって、
なんだかんだ優しいよね
真姫
べ、別にそんなんじゃないわよ。
その、あれよ、早く終わったら、
それだけ他のことができるようになるでしょ
凛
じゃあ、そういうことにしておくにゃ!
真姫
調子に乗るんだったら教えてあげないわよ
凛
わあ、ごめんにゃー!
お願い、真姫ちゃん教えてー!
真姫
はいはい、勉強進めるわよ
凛
うん!
早く終わらせて
いっぱいお喋りしようね!
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