Rin #184: 美味しい夢
凛
すぅ……すぅ……
花陽
ふふふ♪
真姫
あ、花陽……と、凛? 寝てるの?
花陽
真姫ちゃん。うん、凛ちゃん、みんなを待ってる間に
うとうとしちゃったみたいで
凛
ごろごろ……
真姫
幸せそうな寝顔……花陽の膝はよっぽど寝心地がいいみたいね
花陽
あはは、そうかな……
凛
う~ん……むにゃむにゃ……
うへへ、もう食べられないにゃ~……
凛
かよち~ん、それは凛の……替え玉だよぉ……
凛
はうう! 真姫ちゃんが……真姫ちゃんが……お鍋……!
真姫
は? 私が鍋ってどういうこと!?
凛
ふえ? ……ふああ、よく寝たにゃ~。
かよちんおはよう。みんな来た?
花陽
おはよう、凛ちゃん。さっき真姫ちゃんが来たよ
凛
あ、ほんとにゃ。真姫ちゃんおはよう
真姫
おはよう。ずいぶん面白い夢を見てたみたいね
凛
夢? ……ああ、そういえばかよちんとラーメン食べる
夢を見てた気がするにゃ。それで……
スープのお鍋に小さい真姫ちゃんがいっぱいいて……
真姫
なっ!?
花陽
だしを取ってたってこと?
凛
美味しかったなぁ。かよちんと一緒におかわりしたにゃ
真姫
人を勝手に食材にしないでよ! もう、信じらんない……
凛
あんなに美味しくてお腹いっぱいになったのに、
夢だったのかぁ……。なんか、それが分かったら
お腹空いてきちゃったにゃ
花陽
ふふふ♪ じゃあ、今日は練習が終わったらラーメン食べに行く?
凛
ほんと!? 行く! 行くにゃ~!
真姫ちゃんも一緒に行こう!
真姫
えっ、今の話聞かされたあとにラーメン食べる気に
なれないんだけど……まぁいいわ。
ラーメン屋のメニューはラーメンだけじゃないしね
凛
やった~! 今日はみんなでラーメンにゃ~♪
Contributors to this page: