Kasumi #78: 楽しいランニング!?
かすみ
果林先輩~!
私も一緒にランニング行ってもいいですかぁ?
果林
ええ、いいわよ
果林
でも急にどうしたの?
みんなと一緒にボイトレをするんじゃなかったの?
かすみ
実は先輩に見てもらいたいものがあってぇ。これ、です!
かすみ
かすみんプロデュースのレインボー・ランニングシューズ!
果林
あら、素敵じゃない。
靴紐がカラフルで、まるで虹みたいね
かすみ
でしょでしょ~。
これ、一本、一本、違う色を染めていったんですよぉ。
うーん、キュート! 我ながら最高の出来です!
果林
ふふ、かすみちゃんにぴったりね。自分に似合うものをちゃんと
理解していることも、スクールアイドルとして必要な力よね
かすみ
そこ、かすみん意識してますから
かすみ
あ、でもそれを言ったら、
果林先輩のほうがよくわかってるなーって思います。
セクシーな感じの衣装とか
果林
それは、私にモデル経験があるからじゃないかしら?
かすみ
かすみんはそれだけじゃないと思いますよー。
果林先輩のセンスの良さとかすみんの可愛さは
後から身につけられるものじゃないって言うか〜
果林
生まれ持ったものってこと?
果林
ふふ……ありがとう、かすみちゃん。なんだか、元気でてきたわ
果林
よーし、今日はたくさん走りましょ!
かすみ
えっ!
い、いや、かすみんはそこまで頑張りたくないっていうか……。
このシューズをはきたかっただけっていうかぁ~
果林
あら、そうなの? じゃあ……あとで走る距離を決めて、
それを達成したら、なにかご褒美がある、って感じはどうかしら?
かすみ
えっ、ご褒美!? ご褒美あるんですか!?
果林
私があなたに一方的に……じゃないわよ?
私はかすみちゃんに、かすみちゃんは私にご褒美をあげるの。
どう?
かすみ
それって……かすみんが果林先輩にご褒美をあげて、
果林先輩がかすみんにご褒美をくれるってことですかぁ?
果林
そう。どんなご褒美にするかゆっくり考えたいところだけど……。
そろそろランニングに行かないといけないから
かすみ
わかりました!
走りながら、なにをあげるか考えればいいですよね!
果林
ふふ、ご褒美を考えながらだったら楽しく走れるでしょ?
かすみ
はい! わ〜、かすみんどんなご褒美にしようかなあ〜
果林
じゃあ行くわよ、かすみちゃん
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