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Karin #891: 私たちだからできるライブ

お待たせ、カリン

果林

ああ、愛。
来たのね

わあ、なんかカリン、
いつもと違う気がする!

果林

え、そうかしら?

うん、本読んでるからかな、
いつも大人っぽいカリンが
ますます大人っぽく見えるよ!

果林

そう?
自分じゃ分からないけど、
愛にそう言われると嬉しいわ♪

果林

それじゃあ、さっそく始めましょうか

[Fade in/out.]

はぁ……。
次のDiverDivaのライブの方向性、
なかなか決まらないね……

果林

私はかっこいいライブにしたい、
愛は逆に面白いライブにしたいって感じだものね

うーん、どうしよう……
間を取って、カリンが面白いことやって、
愛さんがクールに決めるとかにしよっか?

果林

それ、全然間を取れてないわよ

あはは、だよね。
どうしたらいいのかなあ

果林

私、ちょっと思ったんだけど、
どっちもやったらいいんじゃないかしら

えっ

果林

だって私たちは、お互いをライバルとして、
競い合うユニットでしょ

果林

だから、無理に間を取ったりしないで、
どっちのやりたいことも全力でやるのが
私たちらしいんじゃない?

そっか……
うん、そうだよ! アタシたちはもともと、
ステージの上で競い合うユニットだもんね!

同じステージの上にいても、アタシたちはライバル同士!
意見がぶつかったのなら、ライブで全力をぶつけ合おう!

果林

ええ! そして、私たちだけが見せられる、
私たちにしかできない自由自在なライブを
ファンのみんなに届けましょう!


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