Hanayo #219: 図書館ではお静かに
花陽
なるほど〜……
花丸
……あっ! 花陽ちゃんずら〜!
図書館で会えるなんてすごい偶然。声をかけてみようかな
花丸
は〜な〜よ〜ちゃ〜〜ん、
は〜な〜よ〜ちゃ〜〜〜〜ん
花陽
ふんふん……ほぉ〜……
花丸
本を読むのに夢中で気づいてないずら。
よーし、ちょっとだけ大きな声で……
花丸
花陽ちゃん……!
花陽
えっ……?
花丸
わ、メガネ!? 初めて見たずら〜
メガネとっても似合ってるずら! かわいい♪
花陽
ひえええっ! 花丸ちゃ――――
花陽
……って、しーっ、だね……
花丸
えへへ、ごめんね。本を読んでるところ邪魔しちゃって……
花陽
ううん、ここで会えるなんて偶然だね♪
声をかけてくれて嬉しい
花丸
ところで、花陽ちゃん、何を読んでるの?
花陽
うふふ、と〜っても面白い本だよ。
だからぜひ! ぜひ! 花丸ちゃんにも読んでほしいな〜!
花丸
おお……なんだかものすごい圧力を感じるずら……
花陽
これはね、全国スクールアイドル名鑑だよ。
これを見たら一目でどんなスクールアイドルが
いるかわかっちゃうの
花丸
ああ、その本、マルも読んだことあるずら。
スクールアイドルを勉強するために一度――……
花陽
ほんとに!? この本、すごいよね!
いろいろなタイプのスクールアイドルを紹介してて、
しかも衣装まで写真つきで……!
花丸
しーっ、ここ図書館だから……静かにしないと怒られちゃうよ?
花陽
そ、そうだった。
ああ、でもスクールアイドルのお話したいよ〜……
花陽
あっ! ねぇ、花丸ちゃん、
もしこのあと予定がなければお茶しにいかない?
花丸
それは良い考えずら〜! おいしいケーキでも食べながら、
思いっきり話そうね、花陽ちゃん!
花丸
……って、しーっ、だね……
花陽&花丸
ふふふふっ
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