Ch. 50 Ep. 3: MMORPGブーム到来!?
メタバースに触れてみようということで始めたMMORPG。難しいかと思われたものの、璃奈やミアの助けを借りてやってみるとみんなハマってしまい……?
あなた
みんな眠そうだね~
愛
君だってそうだよ~
あなた
あはは、だよね
しずく
私、通学時間が長いので読書をしてることが多いんですが、
今日はぐっすり寝ちゃいました
彼方
しずくちゃんまで……。
彼方ちゃんが心配するのもアレだけど、
みんな大丈夫~?
エマ
午前中は眠かったな~
歩夢
お昼ご飯食べたから、
午後もウトウトしちゃいそうだよ
果林
あんな時間までやっちゃうなんて
思ってもみなかったわよね
せつ菜
夢中になっていたから、
あっという間でした
栞子
初めてでしたが、
本当におもしろいゲームでしたね
ミア
世界でも人気のあるゲームだもん。
当然さ
ランジュ
あのクオリティなら世界で人気っていうのも納得ね
かすみ
グラフィックすごいですよね。
テレビとか映画とか見てるみたいでした~
歩夢
街が広くてびっくりしちゃった。
地図を見ても自分がいるところがどこなのか
わからなかったもん
栞子
私も、ずっと地図と現在地を交互に見ちゃいました
ミア
あははっ。
最初は誰でもそうだよ
璃奈
続けるうちに、頭に入るから大丈夫。
璃奈ちゃんボード「ぶいっ」
エマ
果林ちゃんはわたしについてきてくれれば
大丈夫だからね
果林
頼りにしてるわ、エマ
せつ菜
街もすごかったですが、街の外にも感動しました!
門を出た先に広がる大草原と遥かに連なる山脈……
せつ菜
冒険魂が疼きますね!!
愛
でも敵との遭遇早すぎなかった? 愛さんびっくりしたよ~
景色楽しんでたところにいきなり音楽が変わって
モンスター出現なんだもん!
しずく
あのときはいち早く果林さんが飛び込んでいきましたね。
さすが果林さんと思ったんですが……
果林
もうその話はやめて~!
あれは操作を間違ったの!
ミア
あははっ、
あのときの果林の悲鳴、おもしろかった~!
果林でもあんな声出るんだね
果林
出るわよ
果林
でも、そのあとはちゃんと対処できたでしょ?
ランジュ
頼もしい相棒だったわ、果林!
せつ菜
攻撃が決まると爽快ですよね!
果林
ええ。癖になっちゃうわ
歩夢
私はとてもあんな風に動き回れないから、
ヒーラーでよかったなあ
璃奈
歩夢さんたちの回復魔法、すごく助かったよ
歩夢
ええ!? 本当に?
彼方
彼方ちゃんたち、
とりあえずタップし続けただけなんだけど、
あれでよかった?
ミア
もちろんさ
栞子
しっかり役割分担ができたようで安心しました
かすみ
ねえねえ、次は装備の材料もっと集めたい!
もっとかわいいのが作りた~い!
彼方
彼方ちゃんも!
他の人の装備を見て、彼方ちゃんのキャラにも
着せてあげたくなっちゃった~
しずく
彼方さんのキャラって、モデルは遥さんですか?
愛
あ、それ愛さんも思った。
似てるよね!
彼方
えへへ~、わかっちゃった~?
彼方ちゃんはゲームの中でも遥ちゃんと一緒なのです~
彼方
だからもっともっと装備を充実させてあげた~い!
果林
周りのキャラを見てファッションが気になるなんて、
本当に現実世界と同じなのね
かすみ
かわいいキャラも多くて研究しがいがあります!
愛
あそこにいるキャラ全部、誰かが操作してるんだよね。
考えてみるとすごいよ
璃奈
うん。
世界中の人が、自分の好きなときにあそこにきて
いろいろなことをしてる
愛
数万人……
数十万人の同時接続の世界か……
あなた
本当にもうひとつの世界だね
愛
暮らしてる地域や言語にも囚われない世界だよ。
本当にすごい!
愛
……っと、やばい、
もう昼休み終わっちゃう!
しずく
なんだかずっとゲームの話をしちゃいましたね
せつ菜
これから午後の授業です。
ちょっと気を引き締めないと
あなた
うん。
じゃあみんな、また部活で!
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