Ch. 38 Ep. 1: お見通し!?
歩夢と話すことでモヤモヤした気持ちを整理できたあなた。もっとニジガクらしい最高のPVを作りたい、そのことをみんなに伝えようとするが……?
あなた
みんな見て! PVが完成したんだよ!
あなた
ひとりひとりが主人公で、
みんな違っているのに同じくらい魅力的で……
あなた
これが私たちの、ニジガクのみんなが代表のPV――
[Fade in/out.]
あなた
……もしもし?
歩夢
あっ、やっと出た!
あなた
あれ? PVは?
今、すっごいすてきなPVが出来上がって……
あなた
歩夢ちゃん、PVどこにいった?
歩夢
まだ寝ぼけてるみたいだね……。
PVのことは一旦置いて、時計見てみて
あなた
時計?
あなた
う、うわあああ~!?
[Fade in/out.]
あなた
歩夢ちゃん、朝はごめんね
歩夢
ふふふっ。
久しぶりにぐっすり眠れたんでしょ?
寝坊しちゃうのは仕方ないよ
あなた
うう、ほんとごめん
あなた
だけど、昨日歩夢ちゃんに背中を押してもらえて
すごく安心したのは本当だよ
あなた
これからみんなに話すの、少しドキドキするけど……
当たって砕けろだよね!
歩夢
く、砕けちゃダメだってば!
[Fade in/out.]
あなた
お、おはよう!
かすみ
おはようございます、先輩!
今日のかすみんの練習なんですけど~
かすみ
……あれ? なんか、緊張してますね?
あなた
え!? 別に緊張なんか……
彼方
目が泳いでる……。
こんなあなた、めずらしいなあ
あなた
そんなこと……。
私そんなに変?
果林
みんな、その辺にしてあげて。
なにか大事な話があるんでしょうから
あなた
えええ!?
せつ菜
なんでも言ってください!
私たち、PVのためならどんなことでもしますから!
しずく
私もです!
あなた
待って待って。
なんだか私の頭の中全部バレてる!?
愛
バレてないと思ってるのかなあ。
愛さんたち、そんなニブくないもん
ミア
PVのことでなんかあるんでしょ?
早く言いなよ
ランジュ
ランジュがどんなことでも解決してあげるわ!
無問題ラ!
あなた
ええーーーー!?
[Fade in/out.]
あなた
まさかみんなにここまでバレてるなんて……
璃奈
あなた、結構わかりやすい
愛
だよね。
君が心から感動してるときってスゴいもん
あなた
すごい?
エマ
うん。テンションが高くて熱くて褒め殺しで……
彼方
こっちが照れちゃうくらいだもんね~
果林
ええ。なのにこの間、
PVの途中経過を見ていたときは……ねえ?
ミア
子犬ちゃんですらピンとくるでしょ
かすみ
かすみんは先輩のことならなんでも一番に気づくから!!
あと子犬ちゃんじゃない!
あなた
そ、そっか~。
じゃあ、黙ったままで不安にさせちゃったよね……
ごめんなさい
エマ
謝らないで。言い出しにくいことってあるよね
栞子
はい。でも、どうか話してほしいんです。
あなたの素直な気持ちを
あなた
うん……。今作ろうとしてるPVなんだけどね、
コンセプトは絶対にコレだ!って思うんだ。
それに、協力してくれた人たちのパフォーマンスもすごい
あなた
だけど、いざPVとして見たらしっくりこなくて……
あなた
私、もっと良いPVが作れるんじゃないかと思うんだ!
ニジガクのみんなが全力で協力してくれているからこそ、
もっともっと最高のものを作りたい!
せつ菜
その気持ちは全員同じです!
あなた
いいの……?
愛
何言ってんの! いいに決まってるじゃん!
果林
そうと決まれば、他の子たちにもお願いしましょ。
まだまだ付き合って、って!
[Fade in/out.]
バスケ部部長
改まってなにかと思えばそんなことか、
もちろん構わないさ
バスケ部部長
私たちだって
試合前は納得いくまで何度だって練習するし、
それが出来るからこその本気だと思う
バスケ部部長
だからむしろ大歓迎だ。
キミたちの本気にとことん付き合わせてくれ
あなた
ありがとうございます!
バスケ部部長
具体的な要望があったら教えてほしい。
それまで、私たちもダンスの腕を磨いておくよ
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