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Ch. 37 Ep. 2: 私の原動力!

買い出しをした日の夜、話し足りずにボイスチャットをしている2年生。そこで披露されたせつ菜のキャンプ知識とは……?

せつ菜

ちょっと買いすぎちゃいましたかね……

せつ菜

でも、これだけアウトドアグッズがあれば、
万が一の場合でもサバイバルできますし!

せつ菜

あっ、そろそろチャットの時間が……

せつ菜

ふふっ。昼間ずっと一緒にいたのに、
まだ全然話し足りないです

[Fade in/out.]

あなた

遅れてごめん!
ボイスチャットに入るの手間取っちゃった。
もうみんないる?

せつ菜

みんないますよ

歩夢

全然遅れてないから安心して

昼間ずっと一緒だったのに、全然話し足りないよ~

せつ菜

あ、私も全く同じことを思っていました!

ランジュ

みんなまだまだランジュの話が聞き足りないのね。
いくらでもお話してあげる!

ランジュ

シーシェンマナ? なに?
なんだか、ガサガサ聞こえない?

せつ菜

あ、すみません、私です。
荷造りをしながらお話しているんです

歩夢

え、もしかして、もうキャンプの準備してるの?

せつ菜

はい!

あははっ。さすがせっつー

せつ菜

ちょっと早すぎるとは思ったんですが、
今日のお買い物でテンションが上がってしまいまして

せつ菜

準備だけじゃなく、イメージトレーニングもしています!

歩夢

イメージトレーニング?

せつ菜

はい。飯盒の使い方とか、焚き火の起こし方とか

あなた

せつ菜ちゃん、キャンプに詳しいんだね

せつ菜

えへへ……。実は、アニメの影響なんです

せつ菜

みなさんとアウトドアの話をし始めたころ、
キャンプのアニメを見つけて一気見しまして……

せつ菜

キャンプ特有の非日常感に
どんどん引き込まれちゃいました

ランジュ

非日常?

せつ菜

はい。ランプや焚き火といったわずかな灯りだけで
夜を過ごすドキドキとか、澄み切った空気の中で見る
満点の星空とか、いろいろあるんですが……

せつ菜

なによりワクワクしたのは
キャンプならではのお料理です!

歩夢

わかる! 私もお料理楽しみ!

ランジュ

ランジュ、焚き火でごはんを炊くのやりたいわ!

せつ菜

ふふっ、飯盒やクッカーやスキレット……
キャンプならではの料理器具を使うのが楽しみなんです

せつ菜

薫製も3時間ほどでできるらしくて。
チーズや茹で卵の薫製とかいいですよね

せつ菜

あと、これは単に憧れなんですが、
木の棒で火を起こせるかチャレンジしてみたいです!

愛さんも火起こしやりたーい!

せつ菜

やってみたいですよね!
ああ、早くキャンプの日になってほしいです……!

あなた

私もなんだかワクワクしてきた!
でも、みんなちゃんとキャンプに行く許可がもらえてよかったよ

歩夢

気をつけなさいね、って
しっかり注意はされたけどね

せつ菜

ええ。
私もこんなにすんなり許可がもらえるとは
思っていませんでした

せつ菜

許可がもらえるまで説明をするつもりでいたんですが、
キャンプのことを相談した次の日、机の上に
お母さんからのお手紙があったんです

あなた

手紙?

せつ菜

……嬉しい内容だったので、聞いてもらえますか?

あなた

うん、聞きたい!

[Fade in/out.]

せつ菜

「キャンプのことですが、
 みんなと協力して楽しんでいらっしゃい。
 ただし、着いたときと帰るときは連絡を入れるように」

せつ菜

「最近、菜々が生き生きとしている姿を見て、
 お母さんたちはあなたのことをわかっていなかったなと
 思っているの」

せつ菜

「私たちはずっと、
 菜々は素直な優等生だと誇らしかったけど、
 それだけじゃなかった」

せつ菜

「菜々は、本当に大好きなことをするために、
 他のどんな努力も続けることができるとても強い子」

せつ菜

「そして、自分のやりたいことに対して
 どこまでもまっすぐに向き合える子」

せつ菜

「お母さんたちは、菜々のことを
 今まで以上に誇りに思っています」

せつ菜

「だから、あなたのやりたいこと、応援するわ」

[Fade in/out.]

せつ菜

……って。
お手紙に書いてあったんです

あなた

せつ菜ちゃんの「大好き」、応援してもらえてよかったね!

せつ菜

はい! 読んだ後、気持ちが溢れてしまって
お母さんに抱きつきに行っちゃいました

せつ菜

お母さんにお手紙をもらって、
私、やっぱり私の1番の力は「大好き」って
気持ちなんだと改めて思いました

せつ菜

「スクールアイドルが大好き!」っていう気持ちが
私の原動力なんです!

ランジュ

スクールアイドルに対する情熱なら
ランジュだって負けないわよ!

愛さんだって、せっつーに負けないくらい
スクールアイドル大好きだもん!

歩夢

私だって、スクールアイドルに夢中で
今はそれしか考えられないよ!

せつ菜

ええ! 全員で「大好き」を叫びましょう!


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