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Ch. 26 Ep. 4: 無人島、再び……

薫子の命令によって行われることになった合同合宿。レベルアップのためならばと、みんなやる気に満ちている。薫子に連れてこられた場所は、見覚えのあるところで……?

薫子

長旅ご苦労様、合宿所に到着

ランジュ

ねえ、ここって本当に無人島なの?

栞子

はい、そうですよ

ランジュ

最高じゃない! 世界中のリゾートを巡ったけど、
無人島だけは行ったことがないのよ

ランジュ

薫子に合宿先はこっちで決めるって言われた時は、
このランジュに相応しい宿じゃなかったら許さないと
思ったけど……まさか無人島だなんて!

ランジュ

ねえ、探検をしましょう!
謎の地下遺跡を探すのよ!

あははっ、地下遺跡なんてあったらテンアゲだね!

果林

うふふ、あんなにはしゃいでるランジュ、初めて見たわ

ミア

ランジュは子供だね。
地下遺跡なんてそうそう見つかるもんか

ミア

でも、ボクは秘密施設ぐらいはあると思うね。
そう、捉えた宇宙人やUFOの研究施設なんかが……ね

ミアチも楽しそうだし、オッケーオッケー

歩夢

懐かしいね、この島

エマ

うん。
なんだかもう、ずっと前のことみたいに思えるよ〜

彼方

いや~、あの時は色々あったね~

せつ菜

いろいろありましたが、楽しかったですよね!

あなた

あ、ここでアレがあったんだ……

璃奈

そう。穂乃果さんのどっきりと、Aqoursのゾンビ事件

しずく

あれには……私も血の気が引きました。
なぜ事前にみなさんの演技力を
確かめておかなかったのか……

しずく

次があったら、この私が、
完璧な犯行現場にしてみせます!

かすみ

いやいや、歩夢先輩たち、
あのレベルで完全に信じてたし

かすみ

あれ以上本格的になったら、
嘘だよーって言っても信じてくれなさそう……

しずく

それは……確かにそうだね……くっ、無念

薫子

はいはい、みんな荷物置いて!
ちょっと休憩したら練習だからね

ミア

ねえ璃奈

璃奈

なあに?

ミア

夜、璃奈と一緒に寝たい

璃奈

いいよ。じゃあ、私のベッドで一緒に寝よう

ミア

栞子、行ってもいい?

栞子

ええ。ですが、璃奈さんたちに
わがままをいって困らせてはいけませんよ

歩夢

栞子ちゃんも私たちの部屋にこない?

栞子

え? あの……いいのですか?

歩夢

もちろんだよ!

かすみ

ちょおおおおっと!
部の人と仲良くしちゃダメでしょ!

まあまあ、もう全員で雑魚寝でもいいんじゃない?

[Fade in/out.]

エマ

あれ?
果林ちゃんと愛ちゃん、何してるんだろう?

かすみ

んん〜? ……あれって、
一緒にパフォーマンスしてるんですかね?

璃奈

一緒に……? ユニットを組んだ、ってこと?
璃奈ちゃんボード「ハテナ」

彼方

そんな感じに見えるね。すごいなあ、
彼方ちゃんたちじゃやりたいことがバラバラすぎて、
誰かとやるのは難しいもん

せつ菜

でも……あのふたり、すごいです。
お互いに合わせているというより、
競い合っているみたいで……

歩夢

うん。それに、競い合ってるのにバラバラには見えない……

しずく

お互いの長所を引き立たせあってるみたいです……!

薫子

へえ、おもしろいことに挑戦してるね

ランジュ

ユニットを組むって聞いたときは驚いたけど、いいじゃない。
これはランジュも楽しめそうだわ

あなた

曲もすごい。ふたりのいいところが詰まってる!
ねえ、この曲はミアちゃんが作ったの!?

ミア

まあね

あなた

すごい、本当にすごいよ!
こんなふたりが見れるなんて!!

薫子

キミって全くブレないなあ。
ほんっと好きなのね、スクールアイドルが

あなた

はい! 大好きです!

[Fade in/out.]

ふう、みんなどう?
愛さんたちの秘策。驚いた?

果林

これが私たちのやり方よ。
ニジガクの代表は、私たちがもらうわ


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