story:event:story-27:episode-2:ja
秋雨クラブ Ep. 2
花丸
は……は……クシュン!
にこ
花丸、大丈夫?
花丸
うん。ちょっと冷えちゃっただけだから……
にこ
はい、紅茶。これ飲んで、体をあっためなさい
花丸
ふわぁぁ……!
雨露をしのぐ屋根に、温かい紅茶まで……
ここはまるで天国ずら~
真姫
大げさねぇ。はい、曜もどうぞ
曜
ありがと。
雨がすごすぎて、傘なんか全然役に立たなかったよ
花丸
必要だったのは、「濡れぬ先のレインコート」だったみたいずら
璃奈
ただいまー
しずく
ただいま戻りました
にこ
おかえり
真姫
どうだった?
しずく
学校に許可をもらってきました
璃奈
電車が動くまで、いていいって
曜
助かったぁ
花丸
しずくちゃん、璃奈ちゃん、ありがとう
曜
ありがとう!
しずく
いえいえ
璃奈
困ったときはお互い様
にこ
さて。真姫、私たちはどうする?
先、帰る?
真姫
そうねぇ
にこ
雷……
真姫
私たちも雨宿りさせてもらった方が良さそうね
しずく
じゃあ、みんなで待ちましょう
にこ
でも、ただ待つのも退屈ね。
何か楽しいことがしたいわねー
璃奈
だったら……しずくちゃん、
みんなにアレをみてもらうのはどうかな?
しずく
アレ?
璃奈
うん。この前、アキバで手に入れた、例のアレ
しずく
ああ、アレ! 璃奈さんいいアイディア!
みんなで観よう!
花丸
アレって……何?
曜
なんか期待しちゃうね
にこ
期待外れだったら承知しないわよ
しずく
安心してください。
みなさんの期待は、決して裏切りませんから!
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story/event/story-27/episode-2/ja.txt · Last modified: 2022/09/15 10:27 by Aran (Bot)