story:event:story-16:episode-2:ja

楽しいハロウィンパーティー Ep. 2

ことり

あるところに穂乃果ちゃんという女の子がいました。
穂乃果ちゃんはお菓子が大好き、
そして今日は待ちに待ったハロウィン

ことり

「トリック・オア・トリート、
お菓子をくれないとイタズラするぞ~」

ことり

穂乃果ちゃんはお友達と一緒に、
ご近所さんからたくさんのお菓子をもらって大喜び

ことり

ですが、穂乃果ちゃんは気づいていました。一軒だけ、
行っていないおうちがあったのです。そこは、魔女の家と
呼ばれていて、お友達は誰も近づきたがらないおうちなのです

ことり

「私、魔女の家にも行ってくるね」笑顔でそう言うと、
穂乃果ちゃんはみんなを置いて行ってしまいました

海未

穂乃果ったら、なんて食い意地の張ったことを

果林

いや、本物の穂乃果ちゃんじゃないから

鞠莉

でも、穂乃果なら本当に行きそうね

千歌

魔女の家って言うくらいだから、
なんだかすごいものがありそうじゃない?

彼方

見たことのないお菓子とか?

千歌

そうそう!

彼方

それは気になる~。
彼方ちゃんも一緒に行く~

[Fade in/out.]

ことり

おしまい

ことり

ふう~……。どうだった?
頑張って作ったお話だったんだけど……

海未

穂乃果の行動が完璧でした

果林

褒めるところ、そこ!?

ことり

えへへ……嬉しいな

果林

それでいいの!? ことりちゃん!?

果林

私は、穂乃果ちゃんが魔女の家に行って、もらったものが
かぼちゃの種一粒でも、がっかりしないで畑に蒔いて
楽しみに待つ、っていう終わり方が良かったと思うわ

ことり

「畑に植えて実がなれば、パンプキンパイが食べられる」
ってところだね。私も、そこは一番穂乃果ちゃんを
イメージして作ったところなんだ! わかってくれて嬉しい!

彼方

パンプキンパイって美味しいよね~。彼方ちゃん、
カボチャプリンとカボチャ餡の白玉団子も作りたいなあ~

鞠莉

エクセレント!
マリーも彼方の作ったお菓子食べたいわ~

彼方

ふっふっふ、今日もハロウィン用のお菓子、
作ってきてるんだな~♪ じゃーん!

千歌

うわぁ~、やったー!!

ことり

パンプキンタルトに、黒猫と魔女の帽子の形のクッキー……。
すごくおいしそう~!

彼方

あ、ちゃんとカロリー控えめに作ってるからね

果林

わざわざ私のほうを見ながら言わなくていいの

果林

でも、ありがと、彼方。
彼方のカロリー控えめスイーツ、大好きよ

彼方

えへへ~

彼方

彼方ちゃんの出し物のときに食べようね。
この他にも、とっておきのを残してるからね~。
お楽しみに~


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story/event/story-16/episode-2/ja.txt · Last modified: 2022/09/15 10:22 by Aran (Bot)