story:event:story-14:episode-1:ja

オモチャ屋さんパニック☆ Ep. 1

ちーっす!
にこっち、お待たせ~♪

にこ

あ、全員ちゃんと来たわね。
感心感心

果林

ちゃんと来るわよ。それで、
どうしてオモチャ屋さんのお手伝いをすることになったの?

にこ

ここのお店、前に、
にこたちのライブを手伝ってくれたのよ

にこ

そのお礼を言いに来たら、アルバイトの子達が
そろってお休みになっちゃったって言うじゃない。
じゃあ手助けをしなきゃ、って思ったのよね

にこ

ここの店長さんとは、もともとちょっとした知り合いでね。
ここあたちも普段からお世話になってるし、
こういうときは助けになりたいじゃない

ダイヤ

なるほど、そういうことだったのですね。
喜んでお手伝いさせていただきますわ

オモチャ屋さん、って最近はあんまり行ってないなあ。
久々だから楽しくなっちゃうよ

花陽

うん! オモチャ屋さんって、
いるだけでなんだかワクワクするよね

わかる! 童心に帰る、って感じ?

花陽

うんうん、子供の頃は、
オモチャ屋さんで暮らしたいって思ってたよ〜

私も私も!
これがぜーんぶ自分のものだったらいいな〜、って!

花陽

ふふ、そうだよね。
すっごく憧れたよね♪

愛さん、オモチャの貸し借りで友達が増えたなあ〜

果林

私も昔はよく遊んだわ。
こうしてオモチャに囲まれていると、
なんだかあの頃を思い出しちゃう

へえ、果林さんもオモチャで遊んだりしたんだ?

果林

ふふ、私だって遊んだわよ。
どんな子供時代を想像してたの?

ん〜……。ママのメイク道具をこっそりつかって
お化粧ごっこをする、とか?

果林

……なんでわかるのよ

やっぱり~!!

ダイヤ

お化粧に興味があったなら、ファッションにも
小さなころから興味があったのですか?

果林

だから~、なんでわかるのよ~!

カリンて意外とわかりやすいっしょ!

果林

もうちょっとミステリアスさを出さなきゃだわ……

果林

あ、これ……。このシリーズの人形、持ってたわ。
この子を可愛くしたくてハンカチで洋服を作ったりして遊んでたの

ええ!? 服まで作ってたの!?

果林

ふふ、そんな大したものじゃないわよ。
でも、この子に色んな可愛い服を着せているうちに、
ファッションに目覚めた、って感じ

花陽

じゃあ、その子がいなかったら、
今の果林さんはいなかったのかもしれないんだ?

果林

そうなるわね。
だからある意味、原点みたいなものかしら?

ダイヤ

人に歴史有り、ですわね

果林

やっぱりこの子、好きだな……。
買って帰ろうかしら?

にこ

ふふっ、店の売り上げに貢献しようだなんて、
いい心がけね、果林!

にこ

だけど、まずは働いてもらうわよ。
やることは山ほどあるんだから!

にこ

さあ、張り切って行くわよー!!


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story/event/story-14/episode-1/ja.txt · Last modified: 2022/09/15 10:21 by Aran (Bot)