story:event:itex-40:episode-1:ja

白熱! 炎のベースボール・ゲーム Ep. 1

ミア

風が気持ちいい。
絶好のベースボール日和だね

ミア

こんな天気の日は球場に行きたくなっちゃうな

栞子

ふふっ、ミアさんは本当に野球が好きなんですね

ミア

ん? 誰からだろう

[Taking out phone.]

果南

やっほー、ミアちゃん

鞠莉

元気してる~?

ミア

果南、マリー。
どうしたの?

果南

突然だけど、ミアちゃん、野球しない?

果南

実はクラスの子に助っ人を頼まれちゃってさ。
試合に出たいんだけど、人数が足りないんだって

果南

ミアちゃん、野球好きだから、どうかなー、って

ミア

野球かあ……

栞子

どうしたんです?
行きたいと言っていたじゃないですか

ミア

ボクは観るのが好きなんだ。
プレイするのはまた別さ

果南

栞子ちゃんも一緒なんだね。
よかったら栞子ちゃんもどう?

栞子

そうですねえ

鞠莉

一緒にやりましょう。
にこっちと凛もくるの。
絶対、楽しいわよ~

栞子

どうします?

ミア

そう言われても、いきなり試合なんて無理だよ

栞子

じゃあ、練習をしましょう。
私も野球の経験はあまり多くありませんから、
その方が安心です

栞子

果南さん、鞠莉さん、どうでしょう

鞠莉

いいじゃない!
じゃあまず、私たちだけで練習しましょ!

果南

そうだね、助っ人に行くからには、
カッコいいところ見せないと!

鞠莉

マリー久々にニジガクに行きたいわ、
ニジガクで練習はどう?

栞子

私は構いませんよ。
ミアさんはそれでいいですか?

ミア

OK.
それならいいよ

栞子

では、校庭が使える日を確認しておきますね

[Putting phone away.]

ミア

栞子は案外、強引だな

栞子

すみません、いやでしたか?

ミア

ううん、そうじゃない。気にしないで。
さて、そろそろ部活の時間だ。支度しよう

栞子

……負けず嫌いですね、ミアさんは

ミア

なにやってるの、栞子。
早くいこうよ

栞子

ええ。
すぐ行きます


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story/event/itex-40/episode-1/ja.txt · Last modified: 2023/04/07 06:05 by Aran (Bot)