Setsuna Ep. 32: 秘密の漫画家セット
雑誌の付録で漫画家セットを手に入れたせつ菜。それを使って漫画に挑戦してみたい。でも、なかなか描きたいものがまとまらず……？
せつ菜
おはようございます
あなた
おはよう、せつ菜ちゃん。
ずいぶん荷物が多いね。重くない？
せつ菜
あ、実は、あの付録を持ってきているんです。
なんだかそばに置いておきたくて……
| Option 1: “そうだったんだ” |
|---|
| あなた あはは、そうだったんだ せつ菜
はい。 |
| Option 2: “描きたいものはまとまった？” |
| あなた
なるほど。 せつ菜 昨日よりは絞れたのですが…… |
せつ菜
このセットを見ると、アイディアが無限に湧いてしまうんです
せつ菜
一体どんなものを描きたいのか、
自分でもわからなくなってしまって……
せつ菜
どうしたらいいんでしょうね
あなた
嬉しいけど、困った悩みだね
かすみ
あ、せつ菜先輩、何持ってるんですかー？
せつ菜
かすみさん。
これは漫画家セットですよ
かすみ
えー！？
せつ菜先輩、漫画を描くんですか！？
せつ菜
描こうかな、と思っているところなんですが――
かすみ
えーーーー！？
すごいすごい！ すごいですっ！
かすみ
どんなお話なんですか！？
せつ菜
え？ ええと……
かすみ
かすみん、ドレスとかかわいいお洋服が
いっぱい出てくるお話が好きなんです！
かすみ
あ、でもせつ菜先輩なら冒険ものとかなんですかね？
かすみ
うーん、なんだろう！？
でもせつ菜先輩が描くならどんなお話でも熱い物語ですよねっ。
楽しみだな～。できたら見せてくださいねっ！
せつ菜
かすみさん、楽しみにしていてくれるんですか？
かすみ
え？
とーぜんですよ！
せつ菜
……ありがとうございます。
私、頑張ります！
せつ菜
出来上がったら、ぜひ読んでくださいね！
かすみ
楽しみですー！
かすみ
あ、かすみんランニングに行かないと。
じゃあせつ菜先輩、約束ですよー！
せつ菜
はい！
[Fade in/out.]
あなた
私のほかにも、楽しみにしてる読者が増えたね
せつ菜
はい！ なんだか胸が熱くなってきました……
この想いを、原稿用紙にぶつけます！
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