え？　学校中まわるの！？

うん。全部の教室と、全部の部活。
帰宅部の子もいるから、下校時間は校門にも行きたい。
璃奈ちゃんボード「むんっ」

でも、そこまで頑張らなくても、私も告知のフォローはするし、
学園のみんなにもだんだんとスクールアイドル同好会のことは
知られてきてるから、大丈夫じゃないかな

璃奈ちゃんが練習時間を削ってまでやらなくてもいいんだよ？

やりたいから、やる

璃奈ちゃん……

私、スクールアイドルになって、世界が変わった。
たくさんの人に、気持ちを伝えられるようになった

今までは、みんなと仲良くしたくても、うまくいかなかった。
どうやったらいいかわからなくて、難しかった

でも、スクールアイドルになった私は、
みんなに見てもらえるようになった

繋がりも、増えた

これって、ホントにすごいコト。
私は、とってもラッキーだっただけ。
あなたや愛さんがいなかったら、今の私はいなかった

学園には、昔の私みたいに、
ひとりで寂しいなって思ってる子がいると思うの。
そういう子に、イベントにきてくださいってお願いしたい

もっともっとたくさんの人と繋がりたい。
そして、もっともっと私のこと、見てもらいたい

だから……

璃奈ちゃん……私、
璃奈ちゃんの気持ち全然わかってなかったね、ごめん！

璃奈ちゃんのやりたいこと、よくわかった！
学園中のみんなを誘いに行こう！
先生や、用務員の人たちや食堂の人たちまで、みーんな誘おうよ！

学園の全員……！　璃奈ちゃんボード「ほわ〜！！」

ねえ、イベントには誰がきてもいいんだから、
学園の外にも行っちゃおうか？

ええ！？

海辺をお散歩してる人とか、お台場に遊びにきてる人とか、
声をかけられる人はたくさんいるよ！

それは、とても、すてき。璃奈ちゃんボード「大興奮！」

そんなすてきなことをするなら、
イベントの中身もすてきにしなきゃ

えっとえっと……
どうしたらいいかな？　璃奈ちゃんボード「ぷすす〜」

[Fade in/out.]

すてきな曲を、ありがとう

気に入ってもらえたかな？

すごく、好き。私の気持ちが、全部、詰まってるから

どうしてあなたはこんなに私のことがわかるのかな？
璃奈ちゃんボード「ハテナ？」

それは、璃奈ちゃんと繋がってるからだよ

繋がり……やっぱりすごい。もっと繋がりたい。
だから、まずあなたに一番最初に聞いてほしい

私の歌、みんなと繋がれるかな？