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Riko Ep. 25: 我が故郷

梨子の案内で様々な沼津のスポットを巡ったあなたと愛。日も傾き、帰宅の時間が迫る。また来たいと言う愛とあなたに、梨子もまたいつでも来てくれと答えるのだった。

や~、今日はめちゃめちゃ楽しかった~!
商店街行って、水族館行って、浦女も覗いて、
石段トレーニングもして~♪

梨子

あのあと果南ちゃんにも会えてよかったね。
ダイビングショップの仕事中だったから、
話は少ししかできなかったけど

1日じゃ全然時間が足りないよ~!
1週間くらいほしいよね。7泊8日沼津ツアー!
その時は歩夢達も誘ってみんなで来よう!

あなた

夏休みならできそうかな?

梨子

じゃあ、次に来てくれる時まで待ってるね♪
その時はAqoursのみんなでお迎えするわ

何それ、楽しみ過ぎー!

Option 1: “スケジュール組まないと”

あなた

すぐに当日までのスケジュールを組まないと。
ライブやイベントが無い時期を探して、
練習の日程も調整して……

梨子

ふふっ♪
楽しみにしてくれるのは嬉しいけど、
やるべきことがある時は、ちゃんとそっちを優先してね

Option 2: “みんなに聞いてみるよ”

あなた

帰ったらみんなに聞いてみるよ。
OKもらえたら連絡するね!

梨子

うん、楽しみにしてる。
でも無理はしないでね。私はいつまでも待ってるから

あなた

うん。でも、きっとみんなでまた来るよ

あ~、嫌だ~! 帰りたくない~!
もっと色んなとこ見たいし、
梨子やAqoursのみんなとしゃべりたい~!

梨子

私も2人ともっと一緒にいたいけど、
そろそろ駅に向かいましょう。
家に着くのが遅くなっちゃう

あなた

梨子ちゃん、今日は本当にありがとう。
楽しかったよ

梨子

こちらこそありがとう。
一緒に街を巡れて楽しかったわ

梨子

あのね、私が沼津の景色に馴染んでる、って言ってもらえて、
すごく嬉しかった。
自分では全然分からないことだったから

梨子

Aqoursのみんなと過ごすうちに、
自分がだんだんこの土地での生活に慣れていく自覚はあったの

梨子

それでも、生まれた時からここで暮らしているみんなと、
そうじゃない自分との差を感じることも
ちょっとだけあった

梨子

それが作曲に表れてしまったこともあったわね

そこまで思いつめてたの……?

梨子

前はね。今はそこまで深刻に思ってないよ。
景色に馴染むくらい、私のことを沼津が受け入れてくれたのかな、
って……そう思うから

あなた

そうだね。街を案内してもらって、
梨子ちゃんが沼津を大好きな気持ちが伝わってきたから

愛さんの中じゃ、最初から梨子は沼津の子で
インプットされてるけどね

あなた

あはは、確かに。私達と会った時は、
もう梨子ちゃん、沼津に住んでたからね

梨子

そうだったわね。
結局、気にしてるのは私だけだった、
ってわけか。ふふふ♪

梨子

うじうじ考えるのは今日でおしまい!
2人のおかげで本当に吹っ切れた気がするわ

最後の最後で今日イチの笑顔もらっちゃったよ~!
サイコーのお土産だね♪
持って帰れないのが残念だけど

梨子

あはは♪
2人にだけの特別なお土産ってことね

あなた

ありがたくもらっていくよ♪

梨子

これからは、心の底から胸を張って言えるわ。
沼津が私の地元。私の――故郷(ふるさと)だ、ってね♪


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