まさかあのにこっちを唸らせる子が出てくるとは、ビックリやね♪

本当に。ふふ、にこったらずいぶん嬉しそうだったわ♪

あの子と一緒に、にっこにっこにーの練習をして分かったの。
この子は一つやると決めたことは絶対にやり遂げる子なんだって

そうやね。
にこっちに認められたい、にこっちのサポートをしたい、
っていうあの子の気合いを感じたよ

ああ見えて意外と根性があるのね。
ニコがこれからもビシバシ指導してあげるわっ！

こらこら。
指導するんじゃなくて、にこがサポートしてもらう立場でしょ？

う……まあ、そうとも言うけど？

二人であれだけにっこにっこにーの練習をしたんだもの、
これからのステージもきっと上手くいくわ

鬼に金棒、にこっちに
にっこにっこにーやん♪

二人とも勘違いしたらダメよ？

何が？

あれはあくまでやる気を試しただけ。
にっこにっこにーだけじゃステージは作り上げられないんだから！

た、確かに！！

今までだってニコたちは楽しくって最高のステージを
やってきたつもりよ

そこにわざわざ手伝いで入ってくるんだもの。
今まで以上の最高のステージを一緒に作らなくちゃいけないの

あの子にとっても、ニコたちにとっても
ハードルが高い挑戦になると思うわ

にこ……そうね、にこの言う通りだわ

それでも、あの子となら乗り越えられると思うから

そこまで言ってもらえて、あの子も幸せ者やね♪

ふふっ、ニコとあの子の間には絆があるのよ♪

あの子がニコのことを信じてくれたように、
ニコはあの子のことを絶対に裏切りたくないの

だから、ニコたちも頑張りましょうね♪

にこのステージにかける情熱はさすがだわ。
私たちも見習わなくっちゃ

これはにこっちだけの挑戦じゃなくて、
ウチらにとっても挑戦やね

まかせてにこっ♪

勉強にも同じくらい力を入れてくれたら、もっといいんだけど

そ、そこは二人に任せるにこっ♪

あ。逃げたっ

もう……

でも、よかったわね。にこ……♪