Mia Ep. 13: 記憶の底の砂
にこに刺激され、本物のエンタメを見せてやると意気込むミア。ステージの準備を着々と進めていくが……?
ミア
はあっ、はあっ……
あなた
ミアちゃん、大丈夫?
ちょっと飛ばし過ぎじゃない?
ミア
No problem.
問題ないよ
ミア
それより、ちょっとステップを見てほしいんだ。この――
ミア
いたっ!
あなた
ミアちゃん!? 大丈夫!?
ミア
いたた……。
もー! なんなんだよ!
あなた
ちょっと休憩しよう
あなた
そうだ、ちょうど今、配信で野球見れる時間じゃない?
ちょっとだけ見てみない?
ミア
はあ?
まったくベイビーちゃんはお気楽なんだから……
あなた
お願い! 少しだけ!
ミア
……仕方ないなあ
[Fade in/out.]
あなた
はあ~、いい試合だったね……!
ミア
Yeah!
日本のチームにもお気に入りができちゃいそうだよ
ミア
配信もいいけど、やっぱり球場で見たいね。
また一緒に行ってあげてもいいよ!
あなた
うん、行こう!
……よかった。ミアちゃんのそういう顔が見れて
ミア
え?
あなた
最近、なんだか難しい顔ばかりしてたから……
あなた
好きなことを目の前にしてるミアちゃんは
すごくいい顔をしてるのに、
ここのところ部活中は苦しそう、っていうか……
ミア
……
ミア
せっかくいい気分だったのに。
なんでそういうこと言うかな……
Option 1: “ご、ごめん!” |
---|
あなた ご、ごめん! ミア 謝らないで。それを言わせたのはボクだ |
Option 2: “気になったから” |
あなた 気になったから…… ミア
普段にぶいベイビーちゃんに悟られるなんて、 |
ミア
……実を言うと、少し怖い
ミア
にこと花陽に本物を見せてやる、って言ったけどさ、
ベイビーちゃん覚えてる?
ミア
ボクはその「本物」の場で歌えなかったんだよ
ミア
絶対いいイベントにしたい、って思ってるのに、
どうしてもそのことを思い出しちゃうんだ……
ミア
ねえ、ベイビーちゃん。
ボク、どうしたらいいの?
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