Kasumi Ep. 23: こだわりの魔法少女!
校内フィルムフェスティバル。希望する各部がオリジナルの映像を作り、それを上映するという、ニジガクの一大イベントである。同好会のメンバーは、映像作品を作る部からプロモーション活動の依頼を受けることになった。かすみが手伝うのは魔法少女研究部!
かすみ
先輩先輩、せんぱーい!
助けてくださーい!
あなた
どうしたの、かすみちゃん?
曲のこと?
かすみ
あう……。
曲のことと言えば曲のことなんですが、
曲以前のことと言いますか……
あなた
詳しく聞いてもいいかな?
かすみ
それが、魔法少女研究部の人たち、
一度作ったシナリオを作り変えるって言ってるんですー!
あなた
ええ!? どうして!?
かすみ
それがですね……
[Fade in/out.]
あなた
うーん、なるほど……。
ようするに、みんな譲れないこだわりがあるってことか……
かすみ
そうなんですよ。
でも、かすみんわかるんです……
かすみ
譲れないもの、かすみんにもありますもん……
かすみ
それがなくなっちゃうと、
自分じゃなくなっちゃいそうで、そうなったら
なんでここにいるのかわからなくなっちゃって……
かすみ
譲れないもののために頑張ってきたのに……
あなた
かすみちゃん……
かすみ
そういうこだわりを大事にした
新しいシナリオが次々とできてて、
どれがいいか選んでほしいっていうんです
かすみ
でも、選べないんですよう!
だって! 全部みんなの気持ちが詰まってるんだもん!
かすみ
どの魔法少女もかわいくって、がんばってて、応援したくって……
みんなのこだわり、全部すごいなって思うんです~!
あなた
うーん……
そのお話、全部魔法少女ものってことは共通してるんだよね?
かすみ
はい。あと舞台はずーっと昔のヨーロッパみたいな、
ファンタジーが溢れてる感じなのは一緒です
あなた
そこで、かすみちゃんみたいな
かわいい魔法少女たちが活躍する、と……
かすみ
やだ~、先輩!
かすみんみたいなかわいい魔法少女だなんて~!
合ってますけど!
Option 1: “まかせて!” |
---|
あなた
かすみちゃん、まかせて! かすみ あ~ん、先輩頼もしい! |
Option 2: “なんとかするよ!” |
あなた
決まってる部分があるなら大丈夫。 かすみ
せ、せんぱぁい…… |
かすみ
先輩に相談してよかったです。
先輩ってば、難しいことなんでも叶えてくれちゃう……
かすみ
先輩が、かすみんにとっての魔法使いですね!
あなた
ええ!? そんなことないよ
あなた
それより、こうなると
テーマ曲作りは忙しないことになりそうだから、
かすみちゃんも大変かもしれないよ。大丈夫?
かすみ
もっちろんです!
かすみ
かすみん、厳しくても先輩と一緒なら頑張れますから!
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