Ayumu Ep. 1: いつもの朝
眠気を抑えながら朝食を食べるあなたの家に、幼馴染みの歩夢が訪ねてきた。あなたは歩夢と連れ立って学校へ向かう。
[Fade in/out.]
あなた
ふああ~……
あー、眠い……
母親
いつまでぼんやりしてるの、早く朝ご飯食べちゃいなさい。
学校遅刻するわよ
あなた
分かってるよ~……
ふあ……
あなた
ん?
母親
あらっ! おはよう。
ごめんね、あの子まだご飯食べてて……
どうぞ入ってちょうだい
???
お邪魔します
歩夢
……あの、おはよう。お食事中にごめんね
あなた
歩夢ちゃん!
うわ、もうそんな時間!? 待ってて、すぐ食べちゃうから。
もぐもぐっ、ぐ、ごほっ!
歩夢
ああっ! だ、大丈夫!?
慌てなくていいよ。時間は大丈夫だから、ゆっくり食べて
あなた
う~、ごめんね。
せっかく迎えに来てくれるのに、いつも待たせちゃって……
歩夢
気にしないで。
私が好きでやってることだから
あなた
小さい頃は、私が歩夢ちゃんを迎えに行く役だったのになぁ。
遊びに行く時とかさ。今じゃすっかり逆だね
歩夢
えへへ。私は嬉しいよ。
こうして朝からあなたと……あ
あなた
どしたの?
歩夢
ふふ、口の横、ご飯粒
あなた
うそ、ほんと? うわあ、恥ずかしい……
歩夢
取ってあげる。じっとしてて
あなた
え?
い、いや、自分で取るからいいよ!
歩夢
遠慮しなくていいよ。
幼馴染なんだから――――はい、取れた
あなた
ありがとう……
[Fade in/out.]
あなた
ふあ……
歩夢
……寝不足なの?
お家にいた時も、何度もあくびしてたけど
あなた
んー、ちょっとね……
ネットしたり動画見たりしてたら、3時回ってた……
歩夢
3時!? そんなに遅くまで……
もしかして、スクールアイドルのことを調べてた、とか?
Option 1: “色々見て研究してたんだ” |
---|
あなた
さすが歩夢ちゃん、よく分かるね~。 歩夢
そっか……頑張ってるんだね。 |
Option 2: “つい夢中になっちゃって” |
あなた
うん……ほどほどにして寝るつもりだったんだけどね……。 歩夢
夢中になったら他のこと放り出しちゃうところ、 |
あなた
分かってる。これからは気を付けるよ
歩夢
ほんとに分かってる?
あなた
ほんとほんと。
だって体壊したらみんなのサポートができなくなっちゃうしね
歩夢
みんなの……
あなた
あ、駅に着いた。行こう、歩夢ちゃん!
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